プロジェクト
市町村へのカンヴァススキーム展開 [わがまちカンヴァス]

目的

大阪府が「おおさかカンヴァス推進事業」や「プラットフォーム形成支援事業」で蓄積した、公共空間活用のノウハウや理念等を府域に活かすこと。また、府内市町村における地域課題への取り組みを、アートやデザインを活用して技術的に支援することを目的としています。

プロジェクト概要

住吉区

目標

・テーマを絞った「異文化理解・多文化共生」の場づくり
・人権啓発推進員の積極的関わりの誘発
・外国人の交流機会の創出
・コミュニティづくり

プロセス

(1) 住吉区役所教育文化課職員の問題意識及びニーズの把握

(2) 目標の設定

(3) プラットフォームの設計

  ・コミュニティづくりに関心があり、イベントにも協力的な外国人の募集

(4) ワークショップ開催

  ・外国人の視点からのまち(防災等)の気になる点を議論
   (防災に関わらず外国人が住吉区に住んで感じていることを抽出)
   (言語等の違いによるコミュニケーションの問題)
   (自国と日本の文化、風土の違いによる問題)
  ・KJ法による議論内容のカテゴライズ

(5) イベント(KOTATSU PICNIC)の開催(2014年12月6日)

  ・地域コミュニティづくりへの還元
  ・行政の施策への提言
  ・イベントへの反映

河内長野市

目標

河内長野駅前地区

・興味・関心を持って頂く仕組みづくり
・何かしたいという想いのある人が主役になれるきっかけづくり
・愛着を持って活用できる場にする

河内長野の森林地区

・間伐材、河内材の新たな活用方法を模索する
・市民に森林の現状を把握してもらい、課題についての理解をしてもらう
・認知度の向上を図る

プロセス

(1) 地域視察、ヒアリング

  ・地域の現状と課題の把握
  ・ネットワーク先の発掘

(2) 目標の設定

  ・興味を持って自立的に取組に関わる市民の発掘、ネットワーク化
  ・今年度の目標としてミニイベントの実施を決定

(3) プラットフォームの設計

  ・ステークホルダーの整理
  ・ステークホルダーのプラットフォーム参画の仕方、順番等を検討

(4) プロジェクト内容の検討

  ・ラブリーホールと協働し、世界民族音楽祭と連携した活性化企画の実施
  ・想いを持つ市民の掘り起こしのため奥河内全体を考える「奥河内100人会議」を開催
  ・100人会議で出されたアイデアをプロジェクト化し、市民主導で実現する仕組みづくり

(5) 奥河内100人会議の実施(2014年12月6日)

  ・奥河内100人会議ワークショップ
  ・奥河内100遊び編集会議


(6) 奥河内100遊び展(2014年12月6日)

  ・奥河内の音プロジェクト キックオフミーティング
  ・奥河内の音プロジェクト 楽器作りワークショップ
  ・奥河内100遊び展 展示


高槻市

目標

・昨年度に引き続き「高槻アート博覧会」のさらなる発展と継続的な運営に向けた方向性を検討する

プロセス

(1) 「高槻アート博覧会」の企画ワークショップへ参加する

  ・教育企画チームへの参加、アドバイスを実施   ・企業企画チームへの参加、アドバイスを実施

(2) 全体会議へ出席

  ・「高槻アート博覧会」各チームが集まる全体会議への参加、アドバイスを実施

(3) 「高槻アート博覧会」開催後のワークショップの実施

  ・第1回WS「アイデアの抽出」
  ・第2回WS「目標イメージの共有、アート博との連動について」

泉南市

目標

・民間との関係性の構築 ・センターの利活用の促進 ・地域の担い手探しと体制づくり

プロセス

(1) 支援内容の決定

  ・阪南大学国際観光学部の和泉教授から、埋蔵文化財センターと連携し、学生の観光復興プランの提案をさせたいとの意向があったが、実際に学生から提案されたものがセンターではなく、泉南市内の戎畑遺跡や岡田浦漁港となっており、センターの位置づけと連携方法についてアドバイスを行っていくことで合意した。

(2) 埋蔵文化財センターの意向確認

  ・埋蔵文化財センターが関わることでのメリットなどについて意向を確認。

(3) 阪南大学 国際観光学部和泉研究室3回生によるプレプレゼンテーション

  ・泉南市役所や地域の方々に向けた公開プレゼンの前に、観光復興プランのプレプレゼンテーションを開催(学生12名が2班に分かれて提案)。

(4) 今後の方向性に向けてのアドバイス

  ・現在は泉南市内の施設の提案となっており、センターとの関わりが薄い中、センターの位置づけと今後の関わり方についてアドバイスを行った。

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