ぞくぞくenocoの学校 〜マスターコース〜 中間発表レポート

enocoの学校「ぞくぞく・eocnoの学校 マスターコース」の中間発表について、
enocoポッセがレポートを書いてくれました!


enocoの学校「ぞくぞく・eocnoの学校 マスターコース」は
「自ら問いを立て、答えを共に探し実践する」をテーマに2020年6月からオンラインでスタートした新しい学び場です。

「パブリック」・「アート」・「デザイン」の3つのゼミに合計19名が参加し、
2021年4月24日に「自分たちがこれから取り組みたい企画」についての中間発表が行われました。

パブリックゼミでは、3つのアイデアを発表。「楽しくごみを減らす」ためのエコバック「GOME(ゴーミー)バッグ」企画では、「アカエイ」や「クラゲ」など水の生き物をモチーフにしたエコバッグのプロトタイプを実際に作ってみたり、子供の自活力アップや失敗もいかす料理教室「ヘンテコレストラン」のアイデア、冬のビーチが寂しい問題を解決する「WINTER BEACH FESTIVAL」では実際にテントサウナの体験をしてみた話も。甲賀雅章氏(enoco館長)からは「ごみ問題には、ごみの量をどう減らすかと、プラスチックごみの2つの問題が混在しており、プロダクトがその解決になっているか?」という指摘や、忽那裕樹氏(enocoプラットフォーム部門チーフディレクター)からは「企画の実現をサポートするという立場で、GOMEバッグを学校教育の場で提案することや、WINTER BEACH FESTIVAL ではテントサウナ以外にも、特徴的なコンテンツを」というアドバイスが。

 

 

アートゼミでは、活動内容を決める前に「レーベルを作る」「NPO法人を作る」というお題を設定してから、実際の体験を通じて、自分たちの興味を深堀り。そこで、時間や空間を共有する、新しい「移動図書缶()」を大阪府岬町で夏までに実施するという目標にたどりつきました。たとえば「屋外で床屋」「フルーツカービング」など、「コト」と「場所」を掛け合わせます。本を読む空間が変わることで、視点が変わったり、他人の巻き込むことができるという発見を手掛かりに、これから準備していきます。多田智美氏(MUESUM/デザインゼミ師範)からは「試行錯誤のプロセスの開示や、みんなでアイデアを持ち寄るルールづくり・なぜ私たちなのかという視点がよかった」との声、中脇健児氏(場とコトlab/デザインゼミ師範)からは「NPO法人を作るということで、モノ・コト・場それぞれ担当をもって、最初に出ていたアイデア、花炭や焚火などの試みも大切にしてみては」とのコメントをいただきました。

 

 

デザインゼミでは、「続けられる究極の社会活動として、個人の趣味を掘り下げ、数寄(すき)に昇華させることができるのはないか。」という仮説の説明からスタートしました。ひとりひとりの「ときめき」や身の回りの疑問から、5人の徹底的な探求の結果を発表。「あるけどない研究」では視覚によって人は騙される「クロスモーダルクッキー」の実食や、身近な自分の困りごと「職場のおじさんと話が合わない」を課題にした「一石三鳥プロジェクト」・バイクの楽しさを妄想によって伝えることでワクワクのスイッチを押す「バイクドリル」ツール企画、スポーツとも違う新しい身体のかかわり方をテーマに裸足ウォーキングの実践、山伏ならぬ「アーバン伏(ぶし)」・新しい郷土玩具を作ってみる「NEO郷土玩具」など。濱本庄太郎氏(enocoプラットフォーム部門ディレクター/パブリックゼミ師範)からは「個人的趣味や問題を追いかけると、探求したり楽しむチカラになり、それがソーシャルデザインにつながるのでは」山城大督氏(美術家/アートゼミ師範)からは「NEO郷土玩具では、現代の郷土玩具とは何か?ぼくたちの郷土とは?にもチャレンジしてほしいし、ジェンダーバランスの問題は、おじさんにあわせられるかではなく、そもそもの仕組みを問うべき」というフィードバックがありました。

ここまでのアイデアの中で、気になったものはありましたか。プレゼンの発表では、「投げ銭システム」も使って、企画アイデアについての賛同を募りました。今回、ゼミのスタートから企画・議論まですべてオンラインでの進行は、初めての試みでしたが、「slack」や「miro」などツールも駆使しながら、まずは自分たちがワクワクするアイデアの種を形に。ぞくぞくeocnoの学校、後半のプロジェクトの動向も見逃せません!

文:西本愛(enoco ポッセ)


「ぞくぞく・enocoの学校マスターコース」の今後の動きはenocoのWebサイト、SNS等でも発信していきます。
(なお、「ぞくぞく・enocoの学校マスターコース」は、2013年〜2019年度に開催していた「enocoの学校」の卒業生等が受講しています。現在は新規の受講生募集を行っておりません)