こどもアーツカレッジ(2023年度)

「こどもアーツカレッジ」は人間としての成長を促すためにアートを入り口とし、子ども達に幅広い学びを提供するプログラムです。子どもの興味・関心・感性を尊重しながら、プログラム内で子ども・講師(アーティスト)・保護者がコネクトできる時間を設けます。
なお、全5回のプログラムの成果物は2024年3月(予定)に「こどもアーツカレッジ」展を開催し、取り組みの発表の場を設け、来館者の方々に子どもたちの豊かな感性を鑑賞していただく機会とします。

 

概要

開催日時:①10/22(日) ② 11/3(金・祝) ③12/3(日) ④1/21(日) ⑤2/4(日)
各日とも 午前 10:30〜12:30  午後 14:00〜16:00 の2部制
会場:大阪府立江之子島文化芸術創造センター[enoco]  2階ルーム8
定員:午前・午後 各12名(要予約・先着順)
対象:小学生
参加料:各回2,000円(税・材料費込み)
*当日会場受付にて現金でお支払いください
申込方法:各回お申し込み期間に、ご応募フォームよりお申し込みください。
主催:大阪府立江之子島文化芸術創造センター[enoco]

 

プログラム


① 開催日:10/22(日) 
「油絵具で油彩転写にチャレンジ!」
画家のパウル・クレーも使用した油彩転写(油絵具でカーボン紙を作って線を写す)の技法を使って、自分の名前の形(線)からデザインした「My name エイリアン」を描きましょう!
講師:川口奈々子
京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画専攻油画修了。コラージュやドローイングを重ねながら、自身の中にある言葉になる前のイメージや形を観察し絵画を制作している。
HP https://nanakokawaguchi.com/


② 開催日:11/3(金・祝)
「研いで磨いて漆の風景石を作ろう」
塗り重ねられた漆の層を研ぎ出すと、様々な色や形をした「模様」が現れます。その「模様」を何かに見立てると、みなさんそれぞれが思い描く風景が石の上に広がります。
「模様」の色と形を見ながら手を動かして、自分だけの風景石を作りましょう。
講師:森山佐紀
1988年アメリカ生まれ、2015年京都市立芸術大学大学院美術研究科工芸専攻漆工領域修了。主に壺や石など、古来呪術の道具や魔除けとして使われていたものをモチーフに、漆芸作品を制作。人間の想像力と生活、精神と物質の結びつきをどのように現すのか、「塗っては研ぐ」を繰り返す漆工の技法を通して考えている。

Instagram  https://www.instagram.com/sak1m0riyama/


③ 開催日:12/3(日)
「はたらいているひとやものにメッセージを送ろう」
enoco周辺で働いている人や何かの目的のために、がんばってくれているものたちに向けて、届けてみたい言葉やメッセージを、絵具やペンを使って手旗とてぬぐいに描きます。
作った手旗とてぬぐいを持って、外に出て、みんながそれぞれ「がんばっているな!」と思った人やものをさがして、メッセージを届けにいきましょう。
講師:山本麻紀子
2005 年京都市立芸術大学・大学院 絵画専攻 構想設計修了。ある特定の場所のリサーチを通して観察や考察を続け、その場所に関わる人たちとのコミュニケーションを生み出しながら活動を行う。その一連の過程を、絵、写真、映像、染め、詩集など様々な形式に展開させて作品制作を行っている。

HP www.makikoyamamoto.com


④ 開催日:1/21(日)
「版画で自分を刷ってみよう!」
シルクスクリーンという版画の技法を使って、自分のポートレートで作品をつくりましょう。
好きな色の絵の具をぽんぽんぽん、下地を作って、その上から自分の顔を刷ります!
みんなが楽しくなるような、今日の自分を表現してみましょう。
講師:小西景子
1993年京都生まれ。京都市立芸術大学大学院絵画専攻(版画)修了。写真を不安定な方法で紙に印刷することで、写真がただの物体に見えたり、現象が写真のように見えることの面白さについて考えながら作品を作る。
HP https://keikokonishi.tumblr.com/


 

⑤ 開催日:2/4(日)
「家にあるものをつかって立体作品をつくろう」
皆さんのお家にある “もう使わなくなったもの” を素材にして立体作品(彫刻作品?)を作ります。
皆さんのお家にある “もう使わなくなったもの” を素材にして立体作品を作ります。
“もう使わなくなったもの” といっても昔は活躍していた時期があったのではないでしょうか??
見つけたものについての思い出をお家の人とお話してみましょう!
みんなが持ってきた “もう使わなくなったもの” でどんな芸術作品ができるかな?

講師:花岡伸宏
1980年、広島県生まれ。京都市在住。2006年に京都精華大学大学院芸術研究科博士前期課程修了。京都芸術大学非常勤講師、高齢者介護福祉施設職員。木彫や身の回りの物、既製品などを組み合わせた立体作品において、作為と無作為、完成と未完成など、「つくる」時間の経過を可視化しモノの新たな関係性や形を探求している。
HP http://hanaoka.p2.weblife.me/

Instagram https://instagram.com/nobuhirohanaoka


お問い合わせ

江之子島文化芸術創造センター こどもアーツカレッジ事務局

school@enokojima-art.jp

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