第119回 太平洋関西展

第119回 太平洋関西展

 

太平洋美術会は、その前身である明治美術会の結成以来、明治、大正、昭和、平成にわたり輝かしい伝統を築き上げてきたわが国の洋画及び彫刻界に歴史を誇る美術団体です。

明治22年小山正太郎、浅井忠等によって創立された「明治美術会」は明治35年「太平洋画会」と改称し同年3月上野で第1回展を開催しました。

明治37年開設した洋画研究所を昭和4年「太平洋美術学校」と改め(初代校長・中村不折)荻原宇衛、坂本繁二郎、中村彝、松本峻介等をはじめとして、多くの英才を我が国洋画壇に送りました。

戦後の苦難期を乗り越え、太平洋画会の代表を布施信太郎とし昭和32年堀進二を校長として太平洋美術学校が再び開校しました。同年「太平洋画会」を「太平洋美術会」と改めました。

現在は、洋画、彫刻、版画、染織の各部に会員、会友500余名を擁するに至り、例年5月の東京新国立美術館での本展に始まり、全国に巡回展(西日本展、中部展、関西展)を開催しています。

関西支部は昭和27年尼谷良を中心に創立され昭和48年第1回関西展を開催したのに始まります。

その後平成25年に第40回記念展を開催し、今日に至っています。

どうぞ関西展の作品をお楽しみ下さい。

 

会場:ルーム1.2.3(4階)

会期:2024年9月4日(水)~9月8日(日)
時間:10:00~17:00(最終日は16:00まで)

主催:太平洋美術会関西支部

 

 

 

 

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