前田薫子 個展「世界という名のブランケット」では、アクリル絵の具・油彩による絵画と、スタイロフォームを用いた立体作品を展示いたします。
日々の生活の中でふと浮かぶイメージがあります。
お菓子のおまけのような、ごくささやかなものですが、私にとっては大切なものです。
それらをスケッチブックにドローイングしたり、紙粘土で小さな立体にしています。私の絵画は、そうした小さな作品から生まれています。
日常の中にある、ありふれたモチーフを使って、かけがえのない風景を描きたい。
それは、特別な物語や宗教的な象徴に頼らずに、世界を肯定するための、私なりの方法でもあります。