大阪府20世紀美術コレクション 須田剋太展 抽象|具象

2020.2.28 20:30更新
本展は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点より、3月1日(日)から中止となりました。
2月29日(土)については11:00〜19:00でオープンします。
何卒ご理解いただきますようお願い申し上げます。


本展は、大阪府が所蔵する美術作品「大阪府20世紀美術コレクション」の中から、戦後関西で活躍した須田剋太(1906 – 1990)のグワッシュ(不透明水彩絵具)作品をご紹介するものです。

1906年に埼玉県吹上町(現 鴻巣市)で生まれた須田は、1941年頃に関西へ移住し、当初は具象画を描いていましたが、画家である長谷川三郎との出会いをきっかけに、1950年頃から抽象表現へと邁進していきます。

1952年には現代美術懇談会に参加。また、団体としては国画会に参加しながらも、これに囚われることなく津高和一、吉原治良、森田子龍など多くの作家、画家、書家たちと交流しながら関西の現代美術界を牽引するひとりとなりました。その須田に、1971年に『週刊朝日』より、作家の司馬遼太郎による『街道をゆく』の挿絵制作の話が舞い込みます。1950年以降、具象画から離れていた須田ですが、この依頼を快く引き受け、その後は具象と抽象の両方を手がけることとなります。晩年には陶や書の作品をも手がけるなど、1990年に亡くなる直前まで精力的に作品制作を続けました。

本展では、ルーム1で『街道をゆく』挿絵原画を、ルーム2で抽象作品をご覧いただきます。

どちらもグワッシュで制作された作品ですが、その画面からはキャンバスやドンゴロスをベースとした油彩画と変わらない姿勢をみてとることが出来ます。

様々な思想・哲学を取り入れ、それらを独自の解釈や組み合わせにより言語化・造形化してきた須田剋太。具象と抽象を往き来しながら、自身の表現を生涯に渡って追求する中で生み出された作品世界をお楽しみください。


大阪府20世紀美術コレクション 須田剋太展 抽象|具象
会  期:2020年2月28日(金)-3月15日(日)※月曜休館
時  間:11:00〜19:00
入場無料
会  場:大阪府立江之子島文化芸術創造センター4階 ルーム1、2
主催・お問合せ先:大阪府立江之子島文化芸術創造センター/enoco
住  所:〒550-0006 大阪市西区江之子島2丁目1番34号
電話:06-6441-8050 FAX:06-6441-8151 mail:art@enokojima-art.jp

●展覧会チラシ 表面 / 裏面


 

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