〜enocoの文化的コモンズ形成に向けた対話〜 これからの学びとプラットフォーム 創造のテーブル2019 ゲスト:ナガオカケンメイ(デザイン活動家)、山崎亮(コミュニティデザイナー)、山下裕子(広場ニスト)


enocoでは今、「教育」「ネットワーク」「プラットフォーム」という3つの軸で事業を進めています。「教育」は今年度からプログラムをリニューアルし、《enocoの学校》と題して、多様な世代・多様な興味関心を持つ人々がenocoに集い、enocoが大事にする「Be Creative」の精神をベースに様々な学びとコミュニケーションを深め、enocoや大阪を拠点に活動や挑戦をしていく、あたらしい未来をつくる学び場を目指し、動きはじめました。
そして、enocoを特徴づける「プラットフォーム」。開館時より、アートやデザインを活用し都市や地域の課題解決のための仕組みづくりを行ってきましたが、これまでのノウハウやネットワークをどうアーカイブし、様々なところでどう活用していくかについて、考える時がきています。また「教育」と「プラットフォーム」を連携させ、大阪という都市の中で、人やもの・ことの有機的な「ネットワーク」をつくっていくかということも、重要な課題です。
そこで今年も「創造のテーブル」と題して、各フィールドで活躍されるキーパーソンを迎え、「教育」と「プラットフォーム」について対話を交わす2つのテーブルを用意しました。関心のあるテーブル(セッション)だけのご参加も歓迎します。まずはともにテーブルを囲んでください。

|開催概要|
創造のテーブル2019
〜enocoの文化的コモンズ形成に向けた対話〜
これからの学びとプラットフォーム

◎日時:2019年2月23日(土)
・フォーラム/14:00〜17:30 (受付開始13:45)
・交流会/17:45〜19:30(受付開始17:40) 交流会費:1500円(税込み/ワンドリンク付き)
◎会場:enoco 1Fルーム4
◎申込不要・定員50名(交流会に参加ご希望の方はこちらよりお申し込みください*お申込締め切りました
◎参加費:無料
◎主催:大阪府立江之子島文化芸術創造センター(enoco)
◎ゲスト(五十音順・敬称略):ナガオカケンメイ(デザイン活動家)、山崎亮(コミュニティデザイナー)、山下裕子(広場ニスト)
◎ナビゲーター:甲賀雅章(enoco館長)、忽那裕樹(enocoプラットフォーム部門チーフディレクター/ランドスケープ・デザイナー)

 

◎ゲストプロフィール

ナガオカケンメイ

デザイン活動家・D&DEPARTMENT代表
すでに世の中に生まれたロングライフデザインから、これからのデザインの在り方を探る活動のベースとして、47の都道府県にデザインの道の駅「D&DEPARTMENT」を作り、地域と対話し、「らしさ」の整理、提案、運用をおこなっている。’09年より旅行文化誌『d design travel』を刊行。’12年より東京の渋谷ヒカリエ8/にて47都道府県の「らしさ」を常設展示する、日本初の地域デザインミュージアム「d47 MUSEUM」を発案、運営。’13年毎日デザイン賞受賞。www.nagaokakenmei.com

 

 

山崎亮

studio-L代表。コミュニティデザイナー。社会福祉士。
1973年愛知県生まれ。大阪府立大学大学院および東京大学大学院修了。博士(工学)。建築・ランドスケープ設計事務所を経て、2005年にstudio-Lを設立。地域の課題を地域に住む人たちが解決するためのコミュニティデザインに携わる。まちづくりのワークショップ、住民参加型の総合計画づくり、市民参加型のパークマネジメントなどに関するプロジェクトが多い。著書に『ふるさとを元気にする仕事(ちくまプリマー新書)』、『コミュニティデザインの源流(太田出版)』、『縮充する日本(PHP新書)』、『地域ごはん日記(パイインターナショナル)』などがある。

 

山下裕子 photo by ナムフォト
photo by ナムフォト

山下裕子

全国まちなか広場研究会理事、NPO法人GPネットワーク理事。

富山に移住し、演劇やアート関連イベントの企画制作に携わる。2007年よりグランドプラザ運営事務所勤務。2009年(財)地域活性化センター第21期全国地域リーダー養成塾修了。2010年より㈱まちづくりとやまグランドプラザ担当。2011年よりNPO法人GPネットワーク理事。2014年より広場ニストとして独立。その後、豊田・久留米・明石・神戸をはじめとする全国のまちなか広場づくりに関わる。著書に「にぎわいの場 富山グランドプラザ-稼働率100%の公共空間のつくり方」(学芸出版社)

 

◎ナビゲーター プロフィール
甲賀雅章
enoco館長
静岡市生まれ。広義の意味でのデザイン、文化戦略を21世紀型経営の最重要資源として位置づけ、企業、組合、商店街、地方自治体等の活性化におけるコンサルティング活動を展開。1992年大道芸ワールドカップIN静岡を立ち上げ、2017年までプロデューサーを務める。2009年ソーシャルデザイン研究所を設立。2011年から人口7000人の静岡県榛原郡川根本町と関わり、現在Wellness & Art Village構想を展開。2012年からはenocoの館長として企画・運営に携わる。

 

 

 


忽那裕樹
E-DESIGN代表/enocoプラットフォーム部門チーフディレクター/ランドスケープデザイナー
公園、広場、道路、河川の景観・環境デザインとマネジメントを同時に企画、実施を多くの地域で手掛けている。大学、病院、学校、商業、住宅のランドスケープデザインについては、国内外を問わず活動を広げている。新しい公共を都市で実現し、魅力的なパブリックスペースを提供することを目指している。パブリックスタイル研究所理事長。国土交通省ミズベリング・プロジェクト諮問委員。大阪市立大学客員教授。

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